Word スクール

Word(ワープロ)業務実績

1988年に合格率5~10%の難関試験であった日本商工会議所 日本語文書処理技能(ワープロ技能)検定1級を取得しました。(一太郎Ver.3使用)
(有)ルークワープロを経営し、(株)電通、(株)博報堂などからプレゼン資料の作成を多数請け負いました。企業依頼によるパソコンオペレーターの育成にも関わりタッチタイピングから教えています。
Windowsが普及した1990年代後半を境に、ワープロソフトの主流が一太郎からWordに移行してきたことに伴い、現在、業務ではWordをおもに使用しています。

3種類のレッスンを用意しています。(キーボードレッスンは、Word、Excel、Accessレッスンと組み合せて行うことができます。)

キーボードレッスン

ワープロ操作の基本となるタッチタイピングと日本語漢字変換のレッスンです。

キーを見ないで入力するタッチタイピングは、パソコン操作のあらゆる場面で必要とされる技術です。タッチタイピングの習得によってパソコンとの距離は一気に縮まります。キーボードが苦手だと、どうしてもパソコンを使うのがおっくうになってしまいます。キーボードを自在に扱えることがパソコン上達の近道です。

キーボードを見ないで打てるということは、速く打てるということである以上に、正確に打てるということでもあります。不思議に思われるかもしれませんが、その理由はレッスンでお教えします。正確な入力はパソコンを仕事で使う上で欠かせない技術です。

キーボードにまったく触れたことのない方でも大丈夫です。正しい練習をすればタッチタイピングは誰でもできるようになります。私はタイピング指導の経験から、どのような練習が効果的で、逆に、どんな練習をしているといつまでたってもタッチタイピングが身につかないのかを心得ています。

キーボードレッスンは、楽器の練習に似て、学ぶというよりは練習を繰り返して身につけるものですから、ご自宅での練習が中心となります。個人レッスンでは練習方法をお教えし、課題を与えて短時間だけ練習の実際の手ほどきをさせていただきます。かつてのワープロ検定試験3級レベルの40字/分の入力スピードを目標にします。

Wordスタンダードレッスン(全5回)

ワープロが普及し始めたのは1980年代のことでした。それから40年を経て、現在、最も多く使われているMicrosoft Wordは、目次や要約を自動で作成できる超多機能な日本語ワープロソフトになっています。しかしこの高機能なWordといえども、ワープロとしての基本機能は、当初からまったく変わっていません。それは文字と表と図を配置する機能です。

普段、何げなく目にしている雑誌や書籍などは、実は、その読みやすさを実現するために、一行の文字数や行間などがちょうどよいように計算されています。私たちがワープロを使って、目的にあった読みやすい文書を作るためには、文字間や行間、表や図の位置を自由に設定できることが必要となります。

ワープロを使うということは、文字と表と図に対するこの配置機能を使うということにほかなりません。Wordに用意された縦位置と横位置の制御に関わる様々な機能を使い分け、適切に組み合せることで思い通りの文書が作成できます。

Wordスタンダードレッスンでは、ワープロの基本にして最も重要な、この縦と横の制御機能を徹底的に学習します。これをマスターすればWord全部をマスターしたといっても言い過ぎではありません。目次作成やラベル印刷といった特定の操作は、この基本操作に比べればまったくの枝葉の操作であり、こういったものについてはネットで調べればこと足ります。

しかしWordの場合、ワープロとしての基本機能のマスターは簡単ではありません。少しでもWordをさわったことがある人は、文字の頭合わせの難しさや、編集しているうちに図がどこかへ飛んでしまうといった経験をしていることでしょう。また、表もたいへん動かしにくいですね。残念ながら、現在ワープロソフトの主流であるWordは、英語圏で開発されたソフトであることも影響して、固定幅文字を基本とし縦罫線を多用する日本語文書にとって扱いやすいソフトにはなっていないのです。

Wordスタンダードレッスンはそんな不自由を克服し、どんな文書でも意図した通りに、見本がある場合にはその見た目通りに作れるようになることを約束するレッスンです。

Wordプロフェッショナルレッスン

Wordスタンダードレッスンを終了された方、または、与えられた手書き文書をWordでその通りに作成できるという程度にWordを修得されている方を対象とします。当レッスンの目標は、Wordの主要な操作をマウスを使わずにキーボードだけで行うことで文書を早く作成できるようになることと、Wordに用意されているより高度な機能を使えるようになることです。

ワープロ専用機がワードプロセッサーの主流であった1990年代前半まで、ワープロはキーボードでそのすべての操作を行う生産性の高い機器でした。その後、パソコンがワープロ専用機に取って代わりましたが、パソコンの基本ソフトがMS-DOSであった時代までは、ワープロ専用機のキーボード中心の操作スタイルが引き継がれ、手書きよりもはるかに効率のよい文書作成が可能となっていました。

しかし1995年、グラフィックインターフェースを持ったWindows95の登場で、パソコン操作の主役はキーボードからマウスに移り、ワープロの状況も一変しました。マウスは操作の容易さと用途の広さからパソコン普及の原動力となりましたが、ワープロソフトにとっては必ずしも適切な操作機器ではなかったという評価があります。

ワープロが扱う主要オブジェクト(操作対象物)である文字と表は、本来、キーボードだけで作成と配置が可能なものです。しかし、マウスの普及により、キーボードとマウスを交互に持ち替えながら文書を作成するスタイルが当たり前のようになってしまいました。このことが文書作成の生産効率を落とし、またオペレーターに多くの負荷を与えることになりました。

この経緯を踏まえ、Wordプロフェッショナルレッスンでは、ワープロの原点に帰り、Wordをキーボード操作によって迅速に、そして楽に操作することを学びます。これによつてWordによるワープロ操作の苦痛が軽減され、生産効率も上がります。

また、Wordスタンダードレッスンでは扱えなかったWordの重要操作(ヘッダー、フッタ、セクション区切り、フィールドコードなど)の学習を補い、さらにWordの多彩な機能の中から必要に応じたものを選択して学習します。